2022年12月1日に、アクリル素材の持続可能な利用、SDGs「つくる責任、つかう責任」を達成することを目的として、アクリルグッズに関わる企業が集まり『アクリルグッズ等再生利用促進協議会』が発足しました。
「アクリルの仙人」を運営してしているひかりてらす社が事務局を務めています。
協議会のその名の通り、アクリルグッズをはじめとするプラスチック製品のリサイクルを促進するべく活動しています。
今回の記事では、協議会とその活動を紹介させていただきます！
アクリルグッズ等再生利用促進協議会について
三菱ケミカル株式会社（東京都千代田区）、ローランド ディー.ジー.株式会社（静岡県浜松市）、フジデノロ株式会社（愛知県小牧市）や株式会社ひかりてらす等が参画したアクリル製品のリサイクルを推進し、SDGsゴールの１つである”つくる責任・つかう責任”を達成するため設立された団体です。
名称：アクリルグッズ等再生利用促進協議会
所在地：東京都港区浜松町1丁目31番 文化放送メディアプラス5階
設立年月日：2022年12月1日
発起人：三菱ケミカル株式会社、フジデノロ株式会社、ローランド ディー.ジー.株式会社、株式会社ひかりてらす、株式会社FiveVai、株式会社リーフラット、株式会社Key Light Entertainment、株式会社ルッカ
【HP】 https://hikariterrace.co.jp/acrylic-recycling-pc/
活動の目的とその背景
～アクリルグッズ等再生利用促進協議会のホームページより引用～
近年、推し活の流行、小ロット・多品種対応やアクリル素材の持つ高級感から、 キャラクターグッズ等の開発材料としての需要が高まっているアクリル素材。
残念なことに、そのリサイクルはまだまだ未熟です。
キャラクターグッズを通して、IPの世界観を拡げ ファンの皆様の夢や楽しみを作り出すことを使命としている私たちは、 持続的に商品を供給するためアクリル素材のリサイクルを通して、地球環境保護に貢献する必要があります。
つくる喜び・つかう楽しさを、未来に向かって持続可能なものにするため、 アクリルグッズ等再生利用促進協議会を発足いたしました。
ポスト・コロナ時代、次に起こるとされている飛沫防止アクリルパーテーションの大量廃棄問題も目の前に控えています。 捨てられてからでは遅い。リサイクルを『当たり前』に。
我々は、廃棄アクリル材の回収とアクリル材のリサイクル技術の両面から、具体的なアクションを推進してまいります。
アクリルグッズ等再生利用促進協議会ホームページ、ぜひご覧いただけますと幸いです！
【協議会公式ホームページ】https://hikariterrace.co.jp/acrylic-recycling-pc/
活動実績
発足して1年半ほどが経過し、各企業と連携しながら、イベントでのリサイクル啓蒙活動等を行っています。過去の活動を紹介します。
＜１＞アクリルグッズ感謝祭2023 in 神田明神
2023年3月30日に、東京・神田明神にて「アクリルグッズ感謝祭」を開催しました。
イベントに参加いただいた方には回収したアクリルを利用して制作した、再生アクリル板を使用したアクスタケースがプレゼントされました。
SNS上でも大きな反響を呼び、関連ツイートが16万を超える閲覧と2,000件を上回るRTを記録しました。
朝日新聞、読売新聞、読売新聞、テレビ朝日、TBS等主要メディアに掲載されました。
＜２＞小笠原DAY スクラッチアート・ワークショップ出展
2024年3月3日には小笠原観光局が主催する「小笠原DAY」にてリサイクルしたアクリル板を使用したアクリルスクラッチアートのワークショップを開催しました。
美しい小笠原諸島の海洋がプラスチックで汚染されることがないよう、協議会としてもリサイクルで貢献したいとの想いから、本イベントに参加しました。
会場ではワークショップの他にアクリル製品のリサイクルの現状や課題、協議会の活動等についても展示パネルを用いて、紹介していきました。
アクリルスクラッチアートとは、透明なアクリルの板の下にお手本となる絵やイラストを置いて、アクリル材の表面をルーターと呼ばれる機器を使用して薄く削っていきます。削った部分は、白く見えるようになり、お手本と同じ絵が浮かび上がります。
小さなお子様でも簡単に楽しめるアートで、多くの方に楽しんでいただけました！
＜３＞アクリルグッズ感謝祭2024 in 神田明神
2024年3月29日には昨年度同様に協議会主催で東京・神田明神にて「アクリルグッズ感謝祭」が開催されました。
さらに、LDH JAPANより2023年にメジャーデビューしたWOLF HOWL HARMONYをゲストに迎え、ファンの皆さんと交流しながらプラスチックのリサイクルについて学ぶトークイベント「推し活だってSDGs! WOLF HOWL HARMONYと語るSDGs」が神田明神ホールにて開催されました。
イベントスタッフには主に小笠原にてボランティア活動を行なっている学生団体にも協力いただき、当イベントについて発信していただくことで、ボランティアイベントとしての認識をより深めることができました。
引き続き、アクリルのリサイクルについて多くの人に知っていただける機会を設けて活動していく予定です。
会員企業募集中！
アクリルグッズ等再生利用促進協議会では活動の趣旨に賛同いただき、ご支援いただける賛助会員を募集しております。
現在、会員企業を募集中です。ご興味ある方いらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください！
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