グッズ制作における「校了」と「責了」の違いとは?

2024.12.03
グッズ制作における「校了」と「責了」の違いとは?

グッズ制作をする際、デザイナーから届いたデータを確認して修正指示を出す工程が何回かあることが多いです。
そんな時よく「校了でお願いします。」や「責了でお願いします。」という言葉を見かけませんか?

今回はそんな「校了」と「責了」についてご説明いたします。
作業をスムーズに進めるためにも、両者の違いをしっかり理解しておくことが大切です。


1.校了(こうりょう)とは?

「校了」とは、校正完了の略で、データチェックの最終確認が終わり、修正の必要がない完璧な状態のことを指します。
印刷や製造の際に、最終データとして問題がないと判断されたときに「校了」となります。

確認ポイントは様々ですが

・数字や情報の間違いがないか

・内容通りレイアウトやデザインがされているか

・誤字脱字がないか

などを見ることが多いです。

デザイナーや発注者の間でこれら全ての内容に同意がされた時にはじめて「校了」となります。

双方の最終確認が取れているため確実で品質がいいことが多いですが、その分確認作業が多く手間と時間がかかることがあります。

2.責了(せきりょう)とは?

「責了」とは、責任校了の略で、簡単な修正が残っているものの発注責任者が最終データを再確認せずに、修正内容を印刷会社などに指示し、そのまま製造へ進めてもらうことを指します。

責了は発注責任者の最終確認なしで進行するというリスクがある場合もありますが、状況によってはメリットもあります。

 1.スケジュールが短縮する

タイトなスケジュールで動くことが多いため納期が厳しい場合でもスケジュール通り、もしくは早めに進行できる可能性があります。

 2.上司やクライアントの確認の手間が省ける

修正できたものの、1回1回確認を取るのにも時間がかかることがありますよね。
確認する上司やクライアントの負担を減らすことができるのはもちろん、確認待ちによる業務の停滞を防ぐことにもつながります。

このようなメリットがありますが、責了後にミスが見つかった場合、すでに製造が進んでいるため再版や修正に追加でコストがかかることがあります。

任せるデザイナーや印刷会社などが、修正指示に対して正確に対応できるという信頼関係を築いていることが大事です。

まとめ

校了と責了を使い分けることで、品質や納期、コストなどが最適化されます。

・品質を最優先にしたい時は校了

・スピード重視で進める時は責了


この2つの手法を柔軟に使いこなして、グッズ制作をよりスムーズに進めましょう。

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