こんにちは!
アクリルの仙人編集部です!
アクリルグッズを制作をする際に、”量産”という単語を聞くことは多いのではないでしょうか。
アクリルグッズだけでなくとも、缶バッジやTシャツ・冊子など、グッズ制作でよく聞く単語かと思います。
日常生活でも馴染みのある単語かもしれませんが、改めてグッズ制作における”量産”を今回は詳しく説明していきます。
どんな場面で量産することが多いのか?量産をするメリットや、注意点はあるのか?を紹介します。
今後、グッズをたくさん制作することを考えている人は必見です!
量産って何?
量産とは、大量に同じ商品・製品を製造することを指します。
グッズ制作における「量産」は、作りたいグッズを大量に発注・制作することを指します。
具体的に何個からが量産か?という数は明確に決まっていません。制作する商品の種類や、発注する会社によって異なりますが、一般的には以下のような基準があります。
小ロット量産:数十個から数百個程度
中ロット量産:数百個から数千個程度
大ロット量産:数千個から数万個、またはそれ以上
小さなグッズ(アクセサリー・ステッカー・缶バッジ・キーホルダーなど)は、数百個から「量産」とされることが多いです。
量産のメリットは?
グッズ制作で、量産をするメリットは多数ありますが、代表的なものを以下でご紹介します。
・コスト削減ができる
大量に生産することで、グッズ1個あたりの制作コストが下がります。少ない数で頼むと1個あたりの単価は割高になりやすいです。
また、製造業者によっては、大量注文することで価格交渉が有利になったり、特典がついたりすることもあります。
・仕上がりの品質が均一になる
大量生産をすると、製造プロセスが標準化されることがほとんどです。そのため、グッズの品質が均一になりやすく、不良品や傷・割れ物などの発生率が低減します。
また、同じ品質のグッズを提供することで、ブランドや店舗・制作者の信頼を高めることができます。
・在庫を確保し、迅速な対応ができる
グッズを大量生産することで、在庫を十分に確保でき、安定的にグッズを供給することができます。例えば、急な注文が入った時にも迅速に販売・対応可能です。
このように、コストを削減し、同品質のものを大量に作ることができます。
また、大量制作・販売/頒布ができると、ブランド・店舗やグッズの認知度向上にも繋がります。グッズを量産し、販売/頒布することは有用なマーケティング施策の1つになります。
量産するときに気をつけることは?
しかし、量産する際に発生し得るデメリットも勿論あります。特に初めてのグッズ制作・個人制作等の場合は、以下の点を事前に留意・確認した上で、制作数を決めるのが良いでしょう。
・在庫を適切に管理できるか?
特に個人や小規模団体での制作の場合、大量に作ったグッズ在庫をどこで保管するか?は事前に考えておきましょう。
数百個・数千個以上でグッズを作った場合、段ボール等に保管してもスペースを取ります。
→事前に個数・保管方法を把握しましょう
発注前に「何個くらいグッズが必要か?売れそうか?」「在庫や売れ残ったグッズはどこにどうやって保管しておくか?」を考えておきましょう。
・入稿デザインや商品詳細に誤りはないか?問題はないか?
量産時は、入稿した単一のデータを数百個・数千個単位で制作することが多いです。
そのため、誤ったデザインがあったり、誤字があったり、商品の詳細設定(金具の色や透かしなど)が誤っていたりした場合、制作したものが全て無駄になってしまうことも。
発注後、制作が始まってしまうと修正等はできないですし、手元に届いてから気づいた場合、期限等に間に合わない可能性も高いです。
→入稿データや設定は綿密に確認しましょう
本当に最新のデータを入稿したのか?誤字はないか?商品設定に誤りがないか?などを確認しましょう。事前にチェックリストなどを作り、それに従って確認をすると、ミスを防ぎやすいです。可能であれば、複数のメンバーでチェックなどをしておくと安心でしょう。
チェックリストに入れておくと安心な項目を、いくつかご紹介します。
■入稿データに誤りはないか?(最新の正しいデータか?)
→入稿予定の最新ファイルとわかるように名前をつけておく、過去の古いデータはPCやフォルダから削除しておくと安心です。
■商品の詳細設定に誤りはないか?
→袋の有無、梱包、特殊加工など、商品発注時の詳細設定が誤っていないかを確認しておきましょう。
■商品の仕上がりに問題はないか?
→色移りやサイズ感・透け感などが、実際の商品でどうなるかを確認しておきましょう。サンプルの発送やプレビューの確認ができる場合は、事前に確認しておいた方が安心です。
■誤字脱字はないか?
→文字データを印刷する場合、誤字脱字やスペルミス・表記揺れ等がないかを確認しておきましょう。
■個数に誤りはないか?
→特に0の単位が1つ多かった・少なかった、というミスが起こりやすいです。
しっかり想定の個数を頼めているか確認しましょう。
・環境に配慮はできているか?
不必要な数のグッズを制作したり、誤ったグッズを使って破棄したりしてしまうと、制作したグッズが、ゴミとなってしまうことも。
→必要なものを明確にした上で、頼みましょう
無闇に大量に発注するのではなく、本当に何個必要か?を事前に考えましょう。
また、環境に優しい梱包資材やグッズ素材を活用するのも良いでしょう。
このように、グッズを量産するときは、事前にしっかり計画を立てておくことや、発注時に商品の詳細をしっかりと確認することが大切です。
細かな計画や確認は面倒に感じるかもしれませんが、スムーズな制作・販売/頒布のために心に置いておきましょう!
「アクリルの仙人」では1個から大ロットの注文にも対応
アクリルの仙人でも、アクリルグッズの量産が可能です。
本サービスでは、1個からのグッズ制作が可能です!
いきなりの量産が不安な方、まずは仕上がりを確認してみたい方は、1個など少数単位からの注文もできるので安心ですね。
なお、単価は以下個数帯で変化します。
・1〜30個
・31〜100個
・101〜300個
・301個〜1000個
また、1001個以上の大量注文も可能です!大量注文の場合は、専用フォームよりご連絡ください。お見積り等をお出しいたします。
詳細はぜひ、アクリルの仙人公式サイトをご確認ください!
それでは今回の記事はここまでとなります。
次回の記事もお楽しみに!!!