量産って何?どんな時に量産するの?~グッズ制作の用語を解説!~

2024.07.10
量産って何?どんな時に量産するの?~グッズ制作の用語を解説!~

こんにちは!


アクリルの仙人編集部です!


アクリルグッズを制作をする際に、”量産”という単語を聞くことは多いのではないでしょうか。


アクリルグッズだけでなくとも、缶バッジやTシャツ・冊子など、グッズ制作でよく聞く単語かと思います。


日常生活でも馴染みのある単語かもしれませんが、改めてグッズ制作における”量産”を今回は詳しく説明していきます。

どんな場面で量産することが多いのか?量産をするメリットや、注意点はあるのか?を紹介します。

今後、グッズをたくさん制作することを考えている人は必見です!


量産って何?


量産とは、大量に同じ商品・製品を製造することを指します。

グッズ制作における「量産」は、作りたいグッズを大量に発注・制作することを指します。

具体的に何個からが量産か?という数は明確に決まっていません。制作する商品の種類や、発注する会社によって異なりますが、一般的には以下のような基準があります。

小ロット量産:数十個から数百個程度

中ロット量産:数百個から数千個程度

大ロット量産:数千個から数万個、またはそれ以上

小さなグッズ(アクセサリー・ステッカー・缶バッジ・キーホルダーなど)は、数百個から「量産」とされることが多いです。

 

量産のメリットは?

グッズ制作で、量産をするメリットは多数ありますが、代表的なものを以下でご紹介します。


・コスト削減ができる

大量に生産することで、グッズ1個あたりの制作コストが下がります。少ない数で頼むと1個あたりの単価は割高になりやすいです。

また、製造業者によっては、大量注文することで価格交渉が有利になったり、特典がついたりすることもあります。

・仕上がりの品質が均一になる

大量生産をすると、製造プロセスが標準化されることがほとんどです。そのため、グッズの品質が均一になりやすく、不良品や傷・割れ物などの発生率が低減します。

また、同じ品質のグッズを提供することで、ブランドや店舗・制作者の信頼を高めることができます。


・在庫を確保し、迅速な対応ができる

グッズを大量生産することで、在庫を十分に確保でき、安定的にグッズを供給することができます。例えば、急な注文が入った時にも迅速に販売・対応可能です。


このように、コストを削減し、同品質のものを大量に作ることができます。

また、大量制作・販売/頒布ができると、ブランド・店舗やグッズの認知度向上にも繋がります。グッズを量産し、販売/頒布することは有用なマーケティング施策の1つになります。


量産するときに気をつけることは?


しかし、量産する際に発生し得るデメリットも勿論あります。特に初めてのグッズ制作・個人制作等の場合は、以下の点を事前に留意・確認した上で、制作数を決めるのが良いでしょう。


・在庫を適切に管理できるか?

特に個人や小規模団体での制作の場合、大量に作ったグッズ在庫をどこで保管するか?は事前に考えておきましょう。

数百個・数千個以上でグッズを作った場合、段ボール等に保管してもスペースを取ります。


→事前に個数・保管方法を把握しましょう

発注前に「何個くらいグッズが必要か?売れそうか?」「在庫や売れ残ったグッズはどこにどうやって保管しておくか?」を考えておきましょう。

・入稿デザインや商品詳細に誤りはないか?問題はないか?

量産時は、入稿した単一のデータを数百個・数千個単位で制作することが多いです。

そのため、誤ったデザインがあったり、誤字があったり、商品の詳細設定(金具の色や透かしなど)が誤っていたりした場合、制作したものが全て無駄になってしまうことも。

発注後、制作が始まってしまうと修正等はできないですし、手元に届いてから気づいた場合、期限等に間に合わない可能性も高いです。


→入稿データや設定は綿密に確認しましょう

本当に最新のデータを入稿したのか?誤字はないか?商品設定に誤りがないか?などを確認しましょう。事前にチェックリストなどを作り、それに従って確認をすると、ミスを防ぎやすいです。可能であれば、複数のメンバーでチェックなどをしておくと安心でしょう。

チェックリストに入れておくと安心な項目を、いくつかご紹介します。


■入稿データに誤りはないか?(最新の正しいデータか?)

→入稿予定の最新ファイルとわかるように名前をつけておく、過去の古いデータはPCやフォルダから削除しておくと安心です。


■商品の詳細設定に誤りはないか?

→袋の有無、梱包、特殊加工など、商品発注時の詳細設定が誤っていないかを確認しておきましょう。


■商品の仕上がりに問題はないか?

→色移りやサイズ感・透け感などが、実際の商品でどうなるかを確認しておきましょう。サンプルの発送やプレビューの確認ができる場合は、事前に確認しておいた方が安心です。


■誤字脱字はないか?

→文字データを印刷する場合、誤字脱字やスペルミス・表記揺れ等がないかを確認しておきましょう。


■個数に誤りはないか?

→特に0の単位が1つ多かった・少なかった、というミスが起こりやすいです。

しっかり想定の個数を頼めているか確認しましょう。


・環境に配慮はできているか?

不必要な数のグッズを制作したり、誤ったグッズを使って破棄したりしてしまうと、制作したグッズが、ゴミとなってしまうことも。


→必要なものを明確にした上で、頼みましょう

無闇に大量に発注するのではなく、本当に何個必要か?を事前に考えましょう。

また、環境に優しい梱包資材やグッズ素材を活用するのも良いでしょう。



このように、グッズを量産するときは、事前にしっかり計画を立てておくことや、発注時に商品の詳細をしっかりと確認することが大切です。

細かな計画や確認は面倒に感じるかもしれませんが、スムーズな制作・販売/頒布のために心に置いておきましょう!


「アクリルの仙人」では1個から大ロットの注文にも対応

アクリルの仙人でも、アクリルグッズの量産が可能です。

本サービスでは、1個からのグッズ制作が可能です!

いきなりの量産が不安な方、まずは仕上がりを確認してみたい方は、1個など少数単位からの注文もできるので安心ですね。


なお、単価は以下個数帯で変化します。

・1〜30個

・31〜100個

・101〜300個

・301個〜1000個


また、1001個以上の大量注文も可能です!大量注文の場合は、専用フォームよりご連絡ください。お見積り等をお出しいたします。


詳細はぜひ、アクリルの仙人公式サイトをご確認ください!




それでは今回の記事はここまでとなります。

次回の記事もお楽しみに!!!

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